照明デザイナーという仕事
2015/2/15
赤羽です今日は照明のお話です
『照明デザイナー』という職業をご存知ですか
wikipediaによると
「照明に関する知識を利用して特殊な空間を光で演出する職業」
としています
日本ではあまりなじみがない仕事ですが
フランスパリでは公共施設を建てる時には
1人照明デザイナーを必ずつけるほど
確立された職業です
そんな照明デザイナー
日本人で活躍しているのが
石井リーサ明里さん
リーサはミドルネームで純日本人です
パリのノートルダム・ダム大聖堂
約半世紀ぶりにライトアップを一新するという
大プロジェクトにチーフデザイナーとして指揮をとりました
たくさんのプレッシャーの中
見事成し遂げた仕事がコチラ
石井リーサ明里さん曰く
フランス人は全体が暗めで大事なところだけスポットを当てたような、メリハリのある光の使い方を好みます。一方、日本人は真ん中に大きな蛍光灯をつけ、部屋の隅々まで明るく、すがすがしいような白の光を好みます。
歴史的に見ても、フランスでは生火のキャンドルを使い、くっきりと影ができるようなコントラストの効いたものを使っていましたし、日本では、障子やちょうちんを通した光など、全体的にフラットになるような光を使っていました
と。
なるほど
国によって光の使い方が違うんですね
ノートルダム大聖堂を見ても
ただ建物を照らすだけでなく
陰影をうまくつかった演出だなと
勉強になります
またこんなことも言っていました
人間の目は明るければ明るいほど、明るさに対する感覚がまひしてしまうのでインテリアの違った楽しみ方を味わうために、一度大きな電気を消し、部屋に何カ所か小さな照明器具を置くことをお勧めします。
そして、1つずつ明かりをつけていき、自分が心地よいと感じる明るさを知ってください。季節、外の明るさ、気分によって、時には付け足してみたりするのもいいでしょう。
早速やってみたいと思います
ちなみの
この方のお母さん
石井幹子さんといい
東京タワー
や
東京ゲートブルッジ
歌舞伎座
などを手がけています
どれもきれいですが
先ほど言ったように
明るくてらす照明の日本と
陰影を利用するパリ
の違いが確かにあるなーと思いました
これから照明を見る目がかわりそうです
定休日・・・16,23,24