ミュシャ展
2017/4/15
なかGです
いま国立新美術館で開催されている企画展
19世紀後半~20世紀前半のアール・ヌーヴォー時代
「新しい芸術」を数々誕生させたこの時代
第一次世界大戦も重なり
豊かな環境というわけではなかったんだろうけど
今に名を遺した芸術家はたくさん
アルフォンス・ミュシャもその一人です
きっとどこかで見たことあるっていうこの絵
スラヴの神話や歴史を描いた20作品
『スラヴ叙事詩』
大きいもので8メートルにもなる大きなパレットに
暖色寒色混ざりに混ざった
色彩鮮やかな物語
スラヴ神話はスラヴ民族の間で伝えられたもので
そこには文字という文化がなかったために
スラヴ民族からの直接的な言い伝えはなく
キリスト教から見た断片的な異教信仰を示すものしかない
ほとんどが想像で補うくらいしかできないってことです
他人から伝えられた自分のことって
あっているようで違うこと多いからな、、
絶対なにか違って伝えられてしまった気もするけど・・・
目に見えないもの、実在しないものだけど
誰もがストーリーを耳にした時、頭の中に浮かぶ情景
ミュシャにとっては『スラヴ叙事詩』となってこんなふうに
頭に中に浮かんだんだろう
という訳でもう少し神話についてたくさん触れてみようと思います
ミュシャ展。たのしみ。
定休日・・・ 4/17・24・25