おすすめの絵本
2020/8/20
なかGです
絵本は大人になるにつれて読む機会がなくなる人が多い。
だから忘れた頃にわざと読んでみると気付くことがけっこうあるものです
児童書コーナーにあるのがほとんどなので
さらに行かないだろうと思うのですが
意外と大人に対するメッセージもしっかり含まれている
今日はそんな中から最近のおすすめを選んでみます。
『あさになったのでまどをあけますよ』 (新井良二)
"やまはやっぱりそこにいて きはやっぱりここにいる"
賑やかな街が見える窓、川が見える窓
花が目に飛び込んでくる窓、気持ちのいい風が入ってくる窓
いつもと同じ朝と、いつもと変わらない風景
だからそこにいるということが実感できるし、好きな場所になる。
余裕のない朝、そんなことを想って窓を開けたことはないですが
言われてみればとハッとしました。
いろんな窓から見えた朝の景色がとても鮮やかで、朝の清々しさが伝わってくるので
絵もじっくり見てほしいです
『ポリぶくろ、1まい、すてた』 (ミランダ・ポール)
この物語はアフリカ、ガンビアでの実話をもとに
世界中でも課題になっているポリ袋(プラスチック)問題に直面した女性の話が描かれています。
改善するための女性のアイディアが素敵なのと
無知であるが故に招いてしまう事態。
悪いとわかって捨てているか、知らずに捨てているか
起きてしまうことは同じでも、同じことではないような気もします。
最後は
『たいせつなこと』 (マーガレット・ワイズ・ブラウン)
スプーン、りんご、ひなぎく、雨...
身の周りのもの一つ一つを例にあげて向き合い
そのモノにとって大切なことを考えます。
あなたにとって大切なこと、
今、自分が本当に大切にしなくてはいけないこと。
答えが分からなくなった時、何度でもこういう原点に返るシーンのきっかけになってくれそうです
少し長くなりましたけど、きっといい発見があると思うので
どこかで見つけたら、手に取ってみてください~
定休日 ・・・ 8 / 24 ・ 25 ・ 31