今月の一冊。
2017/11/ 9
なかGです
無性にカレーが食べたくなる時ってありませんか
ほんとそんなノリで買ってみたこの一冊
『カレーライスと日本人』
読んでみたらおもしろい
何かを匂わせる斬新なタイトル
カレーライスの発祥や国々の文化について
詳しく話しているので
普通にカレーを食べるときもちょっと今までとは違う気持ち。
読んでみたら
私、カレーのこと何にも知らなかったんだなって改まりました(笑)
最近お店の本棚のチョイスを褒めてもらえることが多くて
ちょっと嬉しいです
普段なかなか見ない本
メニューの待ち時間など気になるもの
ぜひ手に取ってみてください
定休日 ・・・11/13・14・20・27・28
今月の一冊。
2017/2/ 2
なかGです
ちょっとご無沙汰になってしまいました
「今月の一冊。」
今月はこれ
『動物農場』
この話、映画にもなっているので
知っている方もいるかと思いますが
久しぶりに読んでみませんか?
知ってるともういいやってなってしまって
手に取らない期間が続くと
ふとした時に思い出そうとしても忘れているもの
そういうものこそお店に来たら読んでほしいです
―――
農場の主人の残忍さと無能さにうんざりした動物たちは
2匹の有能な豚をリーダーにして
反旗を翻します
主人を追い出した後、そこは動物たちだけの楽園
「動物農場」となります
一見平和になったかと思いきや
それはそれでまた不満がうまれ、、、
―――
みたいな感じですが
やっぱり数多く意思を持つものが集えば
上手くいかないことが必ずあります
もし、人間以外の動物たちが本当にこんなふうに
強い意思を持ち
団結して挑んできたとしたら・・・
考えるだけで怖いですね
気になる方はぜひ読んでください☺
定休日・・・ 2/6・13・14・20・27・28
今月の一冊。
2016/10/ 8
なかGです
昨年12月に置き始めた本棚
気が付けばもうこんなに時間が経っていましたが
ここにある本で
お気に入りを見つけたと言ってくれる方がいたり
興味のなかったジャンルに手を伸ばしてくれたり
毎日小さな嬉しさがあります
そんなこんなで今月の一冊
『怪談』
「耳無芳一」 「雪女」 「ろくろ首」
など
日本に伝わる怪談話が17編入っています
著者ラフカディオ・ハーンは
小泉八雲の出生名
出生国はギリシャですが
日本人女性との結婚を機に日本に帰化し
新聞記者、随筆者、小説家、日本研究家、日本民俗学者
など様々な分野で名を遺した人物です
『怪談』は日本人の妻から聞いた
各地方の伝説や幽霊話を
再話されたもので
外国人である彼の独自の解釈を加えて編集されています
その文にさらに奇妙な雰囲気を加えているのが
ヤン・シュヴァンクマイエルが描く妖怪たち
ちょっとゾクッとする絵
不思議とじっくり見ちゃいます
長い間伝えられている怪談話
各々の頭の中でイメージがあるはずです
同じ話を聞いたとしても
きっと頭に浮かぶ妖怪は人それぞれ
その自由な想像力を後押ししてくれるような
妖怪の恐ろしいところだけを伝えるような
そんなふうに感じる絵です
知ってる話でも
改めて読んでみると
知らなかったこともたくさんでてきます
ぜひ読んでみてください!
定休日・・・ 10/10・11・17・24・25・31
今月の一冊。
2016/8/11
なかGです。
すでに10日ほど過ぎてしまいましたが
今月のJESSICA本棚から一冊。
『女の運命は髪で変わる』 佐藤友美
話題の一冊
どこかで見かけた方もいるかもしれません。
美容ライター佐藤友美さんによる文
読んでみての率直な感想
一言に"髪"とくくることができないくらい
髪の生み出すパワーというか、イメージというか、、
奥が深いな~と思います。
メイクよりも服装よりも髪を変える
印象が変わる
人格が変わる
人格が変われば運命も変わる
これだけ見たらちょっと大袈裟
と感じる方もいるかもしれませんが
読んでみたら少し考え方が変わるかもしれません。
説明苦手なのでうまく伝えられませんが、、
髪にあまりこだわりのない人にこそ
読んでほしい一冊です。
定休日・・・ 8/15・16・22・29・30
今月の一冊。
2016/7/ 7
なかGです。
『耳をすませば』に出てくる
夏休みの図書館。
今のこの暑さも吹っ飛ばしてくれそうな
この涼しげなイメージ。
書店もなかなか涼しげで
目的の半分は涼みに行ってしまいます(笑)
そんな気分を見るだけでも味わうために
今月のおすすめです!
『世界で最も美しい書店』
ハリーポッターの図書館みたいなの
いつか行ってみたい憧れですが
世界にはまるでそのまんまみたいな書店がたくさん。
私がこの中で気になった見出し
"日没に閉店するアウトドア書店"
バーツ・ブックス アメリカ(オハイ)
‐‐‐
"アウトドア書店"と呼ばれる大きな一軒家
塀の周りにぎっしりと並べられた本はどれも1冊35セント。
閉店中でも壁の穴に代金を入れれば本を買うことができる。
もちろん壁の内側にも本がぎっしり。
今日は空模様が怪しいですね、と
店番をしている女の子に声をかける。
すると女の子は見透かしたように言う。
「大丈夫。オハイの雨は真っすぐ落ちるので、本はけっして雨に濡れないの。」
1964年、家に置けなくなった本をここで売るようになった。
レジにはいつも猫がいて
今のオーナーも3代目だが就任ととともに白黒の猫を連れてきた。
‐‐‐
しっかり読むと
写真だけでは伝えきれない空気感があります。
日本にはない文化ならではの書店のおもしろさ
たくさん見つけてみてください☺
定休日・・・ 7/4・11.12・18・25・26
今月の一冊。
2016/6/ 4
なかGです。
JESSICAの本棚から今月のおすすめをご紹介。
この時期ぴったりの本です
『トマトさん』 田中清代
真っ赤に熟したトマトさんは地面に落ちてしまいます。
季節は夏、
ミニトマトたちが小川に転がっていくのを見て
トマトさんも小川に行きたくなりますが
体が重くてうまく転がれません。
トマトさんは悲しくて涙をこぼします。
それを見た虫たちが協力して
トマトさんを小川へ転げる
という話ですが
なんといってもこのトマトさんの顔
いい味出してます。(笑)
みんなで協力して
トマトさんを小川へ運んであげる虫たち
なかなか素敵です。
大好物のトマト
こんな見方はしたことなかったですが
トマトさんみたいに小川へ行きたいのかな~
なんて。
考えたことのない立場から見たストーリーが
絵本の好きなところです。
ぜひ手に取ってみてください☺
定休日・・・ 6/6・13・14・20・21・27・28
今月の一冊。
2016/5/ 7
なかGです。
知らない間に5月になって
ちょっと時間が経ってしまいましたが
今月もJESSICAの本棚から
一冊おすすめを紹介します♪
『週末、森で』 益田ミリ
文庫本の中に並んでいる一冊。
小説かと思いきやのゆるい4コマ漫画です。
ある日思い立って森の近くで田舎暮らしを始めた
翻訳家の早川さんと
週末ごとに訪ねてくる友達
経理部ひとすじ14年のマユミちゃんと
旅行代理店勤務のせっちゃん
週末のOFFを3人で満喫しながら
大切なことを発見していきます。
シュールな趣味をたくさん持っている早川さん。
ただマイペースに生活しているようですが
早川さんのさらっと発する一言が深くていいんです~
マユミちゃんやせっちゃんの日常のぼやきも
じわじわ共感できるので
なおさら早川さんの言葉が沁みてきます
なんてことをたらたら書くより
読んでもらった方がいい気がするのでJESSICAに来たら
ぜひ読んでみてください(笑)
定休日・・・ 5/・9.10.16.23.24.30
今月の一冊
2016/4/ 7
なかGです。
松本城の夜桜
2年ぶりくらいに観に行きました。
ちょうど見ごろで綺麗でした。
雨だし今週中には散ってしまうかな~~
ちょっと残念です。
さて、
今月もJESSICAの本棚から一冊ご紹介。
『 うそ 』
作:中川ひろたか 絵:ミロコマチコ
以前ブログで一度紹介したミロコさんが
絵を手掛けた一作。
誰でも一度はついたことのある"うそ"
うそ"って聞くとてどんなイメージですか?
悲しませるうそ
おかあさんのつくったオムライス。
まずかったけど
「すごーく おいしい!」っていってあげた。
人のためを思ってつくうそ
喜ばせるうそ
見栄をはったうそ
"うそ"にはたくさんの種類があって
つかない方がいいけれど
全部が全部だめとは一概には言えないと思いました。
絵本って大人になるにつれて
読まなくなっていきますが
読んでみると忘れかけていた大事なこと
たくさん教えてくれます。
大人にも子供にもおすすめの一冊です☺
お店に来たらぜひ読んでみてください
定休日・・・ 4/11・12・18・25・26
今月の一冊
2016/3/ 5
なかGです。
今月もJESSICAの本棚から
オススメの一冊をご紹介。
『時計仕掛けのりんご』
1970年に「週刊ポスト」で連載された
手塚治虫の短編漫画。
物語の舞台は長野県天竜川近くの架空都市稲武市(いなたけし)
占拠しようとする自衛隊の反乱部隊と
それを阻止しようとする一市民の戦いを描いたサスペンスミステリー。
現代の漫画とはやっぱりどこか違って
ついつい入り込んでしまうような不思議な雰囲気。
手塚治虫の描く人物の言葉の言い回しや
額に浮かんでいる冷や汗から
じわじわ脅威が伝わってきます。
お越しの際はぜひ手に取ってみてください♪
手塚治虫について調べていたら
色々とおもしろいエピソードが出てきました。
意外と知らない情報たくさんありました。
ぜひ見てみてください~
定休日・・・ 3/7・14・15・21・28・29
今月の一冊
2016/2/ 4
なかGです。
あっという間に2月になり
昨日は節分でしたね~
帰りに恵方巻買って帰ろうと思ったら
売り切れでした・・ 残念。
さて、JESSICAの本棚
今月の私のおすすめの一冊をご紹介します!
『絵とき ゾウの時間とネズミの時間』
もともと科学絵本が好きで
色んなもの見てきましたが
お気に入りの一冊です~
テーマはタイトルの通り
大きい生き物と小さい生き物の時間や寿命について
ゾウの寿命は100年に対して
ネズミなどの小動物は5年と言われています。
そのメカニズムや不思議を
この本では説明しています。
カチッとしがちな科学絵本の中でも
この本はゆる~い絵やグラフ
クイズ形式での説明
考える場面がたくさんあるので
大人でもしっかり読める一冊です。
ワクワクする鮮やかな絵がたくさん出てくるので
ぜひページを捲ってみてください☺
定休日・・・ 2/8・9・15・22・23・29