ヘアカラー(永久染毛剤)
2013/2/17
赤羽です前回の『カラーの種類』に引き続きカラー剤の仕組みについてご紹介します
今回は ヘアカラー(永久染毛剤)です
一般的に美容室でも使われる薬ですね
ヘアカラーには髪を明るくする力(メラニン色素の分解)と
髪を染める力(毛髪内部に色素を定着)
の2つがあります
ヘアカラー剤は
酸化染料とアルカリ剤を成分とした1剤
酸化剤を成分とした2剤 があり
その2つを混ぜ合わせたものを髪に塗布することで力を発揮します
簡単に説明すると
薬を髪に塗布する事で
1剤のアルカリ剤がキューティクルを開き薬が髪内部に入りやすくします
アルカリ剤と2剤の酸化剤との反応でうまれる酸素がメラニン色素を分解
その酸素が1剤の酸化染料とも反応して発色
(小さい分子同士がくっつき大きくなる事で髪の外に漏れなくなり定着します)
という流れになります
こんなイメージです
おわかりいただけたでしょうか?
次回はブリーチ(脱色剤)についてご紹介します
それでは