長野県の人vol.2 荻野晃平
2011/7/ 1
こんにちは宮坂です。
長野県で何かをがんばっていたり、長野県出身で他の場所でがんばっている人、
僕の周りで素敵だなと思う人、なにかを伝えたいと思っている人などにお願いして
ブログを書いて頂こうという丸投げ企画の第二弾。
今回は音楽関係の仕事で活躍中の荻野晃平君にお願いしました。
東京で仕事を始めてからも、松本まで髪を切りに来てくれる情に厚いこの人は
いつのまにか僕の好きなバンドTHE BAWDIESを担当していたり、
大物ミュージシャンのゴダイゴを担当していたりするのです。
まずは僕自身のお話から。
初めてまして!荻野晃平と申します!
僕は東京でローディーと言う皆さんにはあまり耳に馴染みのないであろう仕事をしています。
平たく言うとプロのミュージシャンに対して演奏する環境を提供する人です!楽器のセッティングが主になるので、音響さんや照明さんに対して楽器さんなんて呼ばれています!
他にも飲み物なんかをお出ししたり譜面をまとめてあげたり、怪我などをしないようステージの見通しや足元に配慮したりと決して仕事は楽器のことだけに留まりません。
またコミュニケーションをとり楽器の状況を伝えあったり、時には冗談でリラックスしていただくこともあります☆
そうして環境を整え、万全の状態で本番に望んでもらい、それを一番近くで見届けるという、知識もですが何より愛が必要な、とてもやりがいのある仕事です!
ミュージシャンが僕を頼りにしてくれたり心を開いてくれているのを感じた瞬間や、本番でステージ袖からお客さんが喜んでいる顔を見た時に一番やってて良かったなと思います!そんな時は音楽の人を感動させる力に改めて感謝します。
社会人としての一面、いたずら好きな一面、パパとしての一面(笑)、頼れるアニキのような一面、色んな面もった「一人の人間」であるミュージシャンを人間の力でサポートする、それが僕たちの役割です!
僕がこの仕事を知ったのは専門学校で音響を学んでいたのころのとある出会いです。
学校のイベントに外部からプロスタッフとして招かれ、楽器を担当した僕たちのチームをまとめてくれた一人の若いローディーさんと仲良くなり、自分ではクラブの音響をしたりしながらその方にプロのアーティストの現場に連れて行ってもらうようになり、その鮮やかな仕事ぶりに圧倒されながらも、僕はその人を見て仕事を覚えさせて頂きました。
苦節もありましたがそのうちに、その人をはじめ、偶然か必然か出会った先輩方からプロとして仕事を振ってもらえるようになることができました。本当に人の縁あっての仕事な訳です!
まあ駆け出しフリーランスなのでバイトしたり生活面での苦節は今でも続いていますが… 「頑張っていればきっと誰かがそれを見ている」というある先輩の言葉の意味に最近は少し手応えも感じられるようにはなって来ました。
それではこの機会に是非書いておきたいことを!
宮坂さんには弟ともども担当して頂いているのですが、僕はもう6年ほどになります。
最初に切ってもらった時、終わってお店を出てからガラスに映った自分を見て高校生だった僕は、「あ…オレカッコ良くなっちゃったな」と思ってしまいました!(笑) その位僕は宮坂さんに作っていただいた髪型に大満足したわけです!
ですがそれ以上に僕がJESSICAに通う理由は宮坂さんの人柄にあるんだと思います。
お話しをしている時の居心地のよさ、僕に似合う髪型を一緒に追及してくれる姿!数えたらキリがないですが、何よりいつも仕事への、お客さんへの愛を感じます!
長年お世話になって今ではJESSICAは僕にとっては髪を切るだけの場所ではなく、行くだけでも楽しかったり嬉しい気分になれる、大切な場所になりました!
僕に似合う髪型と思い出をくれる「僕にとって替えの利かないプロフェッショナル」、宮坂さん。見習いたい人生の先輩です!
かくいうワタクシはまだまだ新米のギリギリローディーですが(笑)、誇りを持って仕事をさせてもらっています。幸いなことに人間性の芯から尊敬できる先輩方にも恵まれています。
世の中には綺麗事という言葉もありますが、人間性という武器の威力を身を持って知る僕はどうしてもそこに憧れを抱いてしまいます!
多くの現場を経験し、たくさんの人に出会って、一人の人間としての芯と輪郭を磨き、僕も「誰かにとって替えの利かないプロフェッショナル」になるため精進していきます!
今回はこんな貴重な機会をいただきありがとうございます!
今これを読んで下さっている皆さんとJESSICAとの間にもきっと素敵なドラマがあることでしょう☆長野の人シリーズ、次回を楽しみにしています!
お付き合いいただきありがとうございました(^o^)
最後にJESSICAのみなさん、これからもよろしくお願いします!
長野県の人vol.1 古荘風穂
2011/3/17
宮坂です。
ブログを書き始めて3回目にして書く事も尽き、途方にくれる始末。
そこで起死回生の企画として生まれたのが『長野県の人』。
ゲストを呼んで自分の仕事など情熱を注いでいることについて書いてもらおう
という丸投げ企画です。
第一回目は、イラストレーターの古荘風穂さん。
高校生の頃から髪をまかせてもらっているので、長い付き合いですが
とても素敵な女性です。
JESSICAのホームページのイラストを描いてくれた人です。
-イラストレーターという職業に対する猛る想い-
新米イラストレーターといえばいいのか、
ギリギリイラストレーターといえばいいのか、
それでも私はイラストレーターです。
今から約4年前、福岡での大学生時代、バーでアルバイトをしているとき、詳しく言えば、
洗いものをしているとき。
尊敬するバーの常連の男性から、デザインのお仕事をいただきました。
初めてのお仕事は、嬉しいということの裏で挫けそうになることが多かったです。
でも、全てが完了したとき、
「ありがとうございました。おつかれ。」と、その言葉に、
「おぉぉぉ!」、と。
「これなのかぁぁ」、と。
なんとなく自分の行きたい方向が見えた気がして、興奮してスキップしました。
間もなく私は大学をやめました。
グズグズしている時間はない、勉強している場合じゃない、お金も底を尽きた!!
そんでもって、もっと仕事をしたい!
人が少なくて、誰とでも関係が近い松本で、アルバイトをしながら営業活動を始めました。
イラストレーターとして。
デザインなら、一番に、クライアントが納得することがいい。
イラストなら、私が納得していなけりゃならない。
それを割り切って、どちらも楽しんでやっています。
イラストレーターと名乗っているのは、自分のデザインより、イラストが好きだから。
それと、微妙な位置にいるイラストレーターという職業が、制作の幅を広くさせてくれるの
です。
ウェディングペーパーアイテムのデザイン、神社の大絵馬の制作など、ワクワクするお仕事
させていただいてます。
これからまたどんなお仕事が来るのか楽しみです。
-自分のイラストに対する猛る想いの話-
キャラクターでもなんでも、女が多いです。
曲線だったり、肉感が好きだからです。
肉は愛です。
愛しさもコレステロールも文化も全部詰まっています。
与えても与えても底抜けに肉がある女が、強くて好きなのです。
男性にはお肉があまりない。実物ならスマートで素敵ですが。
肉を、愛を、女の人に喰われているからでしょうか。
でもいつか男性を描きたいです。
これからは、肉感たっぷりの中年男性をメインにしてみようかな。売れないかな。
自分が好きだと思うカタチで完成するなら、デジタルでもアナログでもなんでも使います。
JESSICAさんのホームページ用のイラストはペン描きシンプルな感じです。
私のすごく好きな雰囲気になっていて、勝手に喜んでいます。
こうやって文章にしてしまうと、
こだわっているようですが、こだわっていないつもりです。
自分の見たモノ感じたモノを描きます。
生活のこだわりも、柔軟剤の香りくらいの人間です。
そんなわたしですが、これからもよろしくお願い致します。
最後にJESSICAホームページリニューアルおめでとうございます!!
これからも、おしゃれで楽しいJESSICAでいてください。