三代食堂とちょっとした話
2020/3/26
なかGです
お客さんに教えていただきだいぶ経ってしまったけど
こないだようやく営業日に行けた
【三代食堂】
女鳥羽川沿い、一瞬見失ってしまうようなところにあります
おばあちゃんちの玄関をそのまま土足であがるような入り口がとてもいい。
黒酢とり天 美味しかった~~
美味しいごはんを作れることはほんとに素晴らしい!
と、いつも美味しいものを食べた後思うので
条件反射?でその日は創作春巻きを作ってみたりなんかして。
お店の中のひたすら流れるラジオと
溢れんばかりのレコード、本、いろんなモノがごちゃ混ぜにたくさんあって
これが落ち着くホームという感じ。
今時代、「ミニマリスト」というものが流行っていますが
流れとともに
"モノを減らす過程で本当に必要なものを見極める "という本来の趣旨から
"捨てる" "減らす" というだけの行為になっているような気もします。
ただ少ない家具、数着の服をヘビロテで過ごす毎日よりか
「今日は何を着ようかな」 「どのお皿を使おうかな」 とその場で選ぶ分母が溢れている方が
素敵だなぁ~とか思ってしまいます。
三代食堂での妙に落ち着くホーム感、そんなことを考えながら浸っていました。
無くても生きてはいけるけど、あった方が絶対にいいもの
私にはたくさんあります。
という話をお気に入りを詰め込み過ぎたごちゃ混ぜの壁の言い訳に。(笑)
定休日 ・・・ 3 / 30 4 / 6 ・ 13 ・ 14 ・ 20 ・ 27 ・ 28
春がくる
2020/3/19
なかGです
春の温かさ、
今日は風が強いですが
あっという間に桜の時期がやってきそうです。
四季折々、代名詞はたくさんあるのですが不思議と私はこの時期に
『花鳥風月』
ということばを思い出す。
元々、貴族や武士のすごくエモい遊びである
季節の風景を鑑賞し、詩を読みあうことを
「花鳥風月」と呼んでいたそうです。
それぞれの季節の美しさを表現するためにうまれた「季語」
今も使われているものたくさんありますが
徐々に季節と季語が合わなくなってきているような気もするし、
本来の鑑賞の在り方とは変わってきているのも確か。
時代も違えば生きている人も違うので当然な事とは思いつつ
勝手に思い浮かべているスローモーションな空気感に
少し憧れはあります。
しかしそんなことを言っておきながらも
今年も大洋パンのサバサンドを桜の下で食べたい欲。(笑)
美味しいものときれいな場所とたのしい人が組み合わさったら
もうこれは、ちょう完璧。
今年の開花はいつでしょうか・・・?
定休日 ・・・ 3 / 23 ・ 24 ・ 30
サリンジャーのことば
2020/3/12
なかGです
不意打ちを食らったみたいに
突然胸に刺さるようなフレーズが現われる小説は
次の一文が楽しみになるのでどんどん進められる
本にまったく興味がなかったあの頃でも知っていた
『ライ麦畑をつかまえて』
J・D・サリンジャー
お客さんとの会話がきっかけで
いまになってようやく読んでいます
冒頭、
「もしも君が、ほんとにこの話を聞きたいんならだな、
まず、僕がどこで生れたかとか、
チャチな幼年時代はどんなだったかとか、
僕が生れる前に両親は何をやってたかとか、
そういった《デヴィッド・カッパーフィールド》式のくだんないことから
聞きたがるかもしれないけどさ、
実をいうと僕は、そんなことはしゃべりたくないんだな」
まず、僕がどこで生れたかとか、
チャチな幼年時代はどんなだったかとか、
僕が生れる前に両親は何をやってたかとか、
そういった《デヴィッド・カッパーフィールド》式のくだんないことから
聞きたがるかもしれないけどさ、
実をいうと僕は、そんなことはしゃべりたくないんだな」
という始まりから、主人公主観の会話調ですすんでいく本編
サリンジャーの作品は名言集があるくらい他の作品でも
文中に印象的な言葉が多いです
ふと思ったことがあって、でも言葉に出すほどでもないようなこと
たぶんすぐ忘れてしまっているようなこと
だからどこかで共感もするのかと思います。
おかしなもんだけど、誰にもわかんないようなことを言いさえすれば、
相手はたいてい、こっちがやってもらいたいことをやってくれるもんさ
相手はたいてい、こっちがやってもらいたいことをやってくれるもんさ
― 「ライ麦畑でつかまえて」
いろんなことを覚えて、鞭のように鋭い切れ者になったって、
それで仕合せになれなかったら、一体何の甲斐があるんだろ
それで仕合せになれなかったら、一体何の甲斐があるんだろ
― 「フラニーとゾーイー」
素敵なことばをサラリと言える人ってなんかいいですよね~
定休日 ・・・ 3 / 16 ・ 23 ・ 24 ・ 30
my playlist
2020/3/ 5
なかGです
卒業シーズン
今年はどこの卒業式も規模が縮小されて
ちょっとさみしい気持ちですが
卒業生のみなさん、卒業おめでとうございます。
お客さんでもたくさんの方が卒業で旅立ってしまうので
これはこれで寂しくなりますね・・・
最近はそんなさみしさを紛らわすため という訳でもないですが
フル活用中のApple musicで
完全自己満のプレイリストを作って遊んでいます。
音楽をつくる側の方たちの聴き方って
たぶん真似したくてもできるものではないし、
いろんな言い回しを巧みにつかって表現している方たちも本当に素晴らしいです
そういうのを見たり聴いたりして
言葉にできなかった感想がはっきりしてくるというのも、よくある。
そんな感じでこないだ作ったプレイリストのOPは
The japanese house - 『 3/3 』
EDは
TENDOUJI - 『 jumanji 』
中身はジャンルもアーティストもバラバラで割と気に入っている。(笑)
こういうのを友達同士送りあったりするのも
エンターテイメントとして盛り上がりそう!
追記
こないだ言ってたチャパグリ、想像以上に美味しいです。やみつきです。
みなさん、絶対食べてください。お願いします。
定休日 ・・・ 3 / 9 ・ 10 ・ 16 ・ 23 ・ 24 ・ 30