MonthlySawanobori Vol.2
2011/5/13
澤登です。今月は映画を紹介したいと思います。
みなさんもご存知『プラダを着た悪魔』のモデルにもなったアメリカ版VOGUE編集長
『アナ・ウィンター』を追ったドキュメンタリー映画
アメリカ女性の10人に1人、約1300万人が読むといわれているVOGUE。
その中で9月はファッション業界の新年であり、1年の中で最も重要な号が9月号。
その9月号(2007年)が出来るまでを密着。
私、個人的にはドキュメンタリー映画というものは苦手であまり観ないのですが、これは本当
に面白い!!!
華やかなファッション業界の裏を垣間みる事が出来る作品になっています。
氷の女というあだ名が付いているアナの仕事ぶりが本当にすごい...
何もかもアナの感性で決め、それは絶対。すべて一言で決まってしまうんです。
一言で切り捨ててしまうので、キツいなと感じられる部分もあるのですが、その中でも、
妥協を知らず、完璧にどこまでも追い求める。
まさにプロフェッショナル。
また、クリエイティブ・ディレクターの『グレイス・コディントン』とのやりとりも面白い。
お互い対比していて頑固。
常に言い合いをしているのですが、尊敬し合いアナはグレイスの事を『天才』と賞賛していた
り...
強くないと生き残れない世界だと感じました。
他にもカール・ラガーフェルド(シャネル)やステファノ・ピラティ(イヴ・サンローラン)など
も出ていたりするので楽しいです。
みなさんも是非アナのファッションにかける思いを感じてはいかがでしょうか。