しのぶれど恋すてふ
2018/4/12
なかGです
この間、『ちはやふる』を観ました
漫画も知らないし、
そこまで興味もなかったのですが
いざ観てみたらどっぷり詩の世界に引き込まれてしまいました
小中学校の時少しだけ触れた百人一首。
その当時は全然詩の中身まで気にしたことが無かったけど
今になって色々読んでみると
とても複雑で繊細で儚げな心情を
こんなにも分かりやすく上品にまとめられたものばかりだと
昔の人がまるで別次元の人のような気がしてしまう
映画の中に出てきた対の句
『しのぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで』
『恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか』
百のうち半数に近い数を占める恋の詩
その気持ちなんかわかるな~って
時代を越えて共感できる詩もたくさんありますが
今じゃそんなかっこよく言えないな・・・って。(笑)
百人一首もっと知りたくなったらコレ、見てみてください↓
広辞苑の中身がどんどん更新されていって
数では言葉が増えているような気でいても
廃れてしまう言葉が気が付かないうちにたくさんあって
そこに含まれる細かな意味も少しずつ変わっているんじゃないかな、
なんて思ったりします。
こういうものに触れる機会
大事にしたいです。
定休日 ・ ・ ・ 4 / 16・23・24・30